2つ目の旅は…龍泉洞(岩手県)


次に忘れられない想い--それが龍泉洞への旅でした。岩手にある この洞は、山口の秋芳洞よりも強烈に印象づけられました。

それは、観光シーズンではなく、冬の誰も訪れていない時季だった からかも知れません。

この旅は、宿をユースホステルにしたものでした。一人旅もいい ものです。ユースホステルでは、見ず知らずの旅人と同じ部屋に 泊まります。
そこでは、旅の話が弾みます。どこから来たのか、どこが印象的 だったのか、明日はどこを旅するのか等など、話が尽きないのです。

私を含めて3名が同じ部屋でした。そして、彼らも一人旅を楽しん でました。
話が進むうちに、明日は共に龍泉洞に行こうじゃないか! ということになりました。



翌朝、バスに乗り目的地に着くと、他の観光客の姿はどこにもあり ません。ただ我々3人だけが観光客でした。
広い洞内が、この3人だけの貸し切りの場となりました。恐らく 時間をかけて見て廻ったように思います。

旅の時季は前後するのですが、かの有名な秋芳洞にも旅したことが ありました。旅のシーズンだったこともあり、行列を作りながらの 寂しいものでした。

ですから、この貸切のような空間がどれほど素晴らしいものだったか おわかりでしょう。自由に見れる、この楽しさ、喜びを忘れることは 無いでしょう。

でも、観光シーズンだと、秋芳洞と同じように、観光バスを連ねて 旅する者が訪れるようです。

この龍泉洞の奥の方に、湖(と言ったほうが神秘的なんですが…)が いくつかあって、その一つを見たときの驚き、感動が今も沸き起こります。
青く光る水の色。吸い込まれそうになるその輝きに、しばし呆然(ぼうぜん) としている私が居たのでした。

その湖底近くに、ライトが吊るされており、それにより、澄んだ水の色が 人の目に映るのです。
神秘の場所の神秘な青い水の色…。 一度見れば、もう忘れ得ぬ想いとなるでしょう。

こうした湖(池のようなものですが)は、さらなる奥にもあるようです。 人の手に触れることなく…。

3人の旅は、ここで終わりです。各々再び、気ままな旅が続いて行きます。

大河 四郎

3つ目の旅は 小岩井農場

カフェのアロマの中で…追憶


ほろ苦い珈琲を一口味わい、目を閉じると「あの神秘的な蒼い色」が浮かんでくる。 その澄んだ水の精は、おいでおいで…ここにおいでと、手招きしているようにも 感じたことを思い出す。

この龍泉洞…結構広かったように感じたわけだが、三人で自由気まま、というのは 今考えても贅沢な空間だった。 一人旅の気ままさに合わせるような、懐の広い場所だったな…

さて、雪景色の道路を走るバスに乗って向かうは、小岩井農場だ。雪のそこには 何が広がっているのか…?

Okawa Shiro

3つ目の旅は 小岩井農場